オンライン英会話のレッスンを始める前にやるべき3つの準備を解説!
オンライン英会話レッスンで、うまく会話できるか不安に感じていませんか?
英語学習ツールとして人気のオンライン英会話。
自宅で気軽に英会話ができてオススメのサービスですが、
初めてのオンライン英会話レッスンは、準備がかなり重要です。
「効果的に学習するため」という目的もありますが、
一番の理由は、初レッスンで撃沈すると一気にやる気がなくなってしまうから。
いいスタートを切るために、きちんと準備して臨みましょう。
ということで、この記事では初心者の方に向けて、オンライン英会話の初レッスン前にしておくべき3つの準備を紹介します。
結論として、事前にやるべき準備は、以下の3点です。
オンライン英会話は、上手に活用できれば本当に英語が話せるようになる、そんな学習ツールです。
この記事を参考に、ぜひ初レッスンにチャレンジしていただければと思います。
筆者は、日系メーカーの海外マーケティング担当 9年目
主力機器のグローバル展開に注力
最近はインドを中心に、海外出張にも頻繁に出ています!
オンライン英会話レッスンの前にやるべき3つの準備
ではさっそく、オンライン英会話レッスンの3つの準備を紹介します。
以下の3つの重要ポイントについて、順番に解説します。
※項目をタップして詳細解説に移動
準備①|英語台本を作成する
最初に、一番大切な準備を紹介すると、それは「英語台本の作成」です。
初レッスンで、いきなりアドリブで会話するのは相当難しいです。
ぶっつけ本番にならないように、事前に英語で台本を作っておいて、それを片手にレッスンを受講しましょう!
「その場で思いついたことを話すのが英会話じゃないの?」と思われるかもしれません。
ですが、英語を話せない状態で、話す内容すらアドリブで考えるというのは、実はかなり難しいことです。
慣れないうちは、せめて話す内容くらいは事前に考えておきましょう。
では、何を準備すればいいかと言うと、
英会話には、ある程度決まった流れがあり、しょっちゅう話す話題があります。
例えば、以下のような流れです。
英会話レッスンでよくある話題・フレーズ
- 始まりのあいさつ
- 自己紹介
- 名前
- 出身の国や地域
- 社会人なら職業(学生なら専攻や学んでいること)
- 趣味・休日の過ごし方
- 英語を勉強する理由・目的
- レッスン終わりの別れ際のあいさつ
- 相手の言葉が聞き取れなかったときの聞き直しフレーズ
※ビデオ通話を使用する都合上、どうしても音が途切れてしまったり、声がこもって聞き取りづらいことがあるため
少なくとも、このようなよくある表現だけでも、どのように受け答えするか事前に考えておきましょう。
なお、台本作成の具体的な方法は、後ほど解説パートで紹介します。
英語台本の作り方のコツを見る▼
準備②|必要な道具・機材 7選
レッスン前にしておくべき準備の2つ目は、必要な道具と機材の用意です。
レッスンで使用する道具は事前に用意しておき、レッスン中に慌てないようにしましょう。
必要なものは以下の7つです。
レッスンで使用する道具・機材 7選
- スマホ、もしくはパソコン
- (スマホの場合)スマホスタンド
- (パソコンの場合)ウェブカメラ
- 筆記道具
- Wi-Fi環境
- 和英辞書
- 英語台本
スマホ、もしくはパソコン
オンライン英会話では、講師とビデオ通話してレッスンを受けるので、スマホかパソコンが必要です。
スクールによって、オンライン教材を画面共有で一緒に見たり、チャット機能で補足してもらいながらレッスンが進行します。
後ほど紹介しますが、ウェブの辞書も利用できた方がいいです。
ですので、画面の見やすさや利便性を考えると、パソコンがあるとより便利ですが、なければスマホでも代用できます!
(スマホの場合)スマホスタンド
ビデオ通話するうえで、スマホを使うならスマホスタンドか、その代わりになるものがあると便利です。
わざわざ新しく買わなくても、別に立てかけられれば何でもいいです。
ですが、オンライン教材をスクロールしたり、チャット画面を開いたり、レッスン中に画面を触ることは頻繁にあります。
不安定な状態で置いていて、触るたびに倒れたりするのはストレスなので、ご注意ください。
シンプルなスタンドであれば、100均でも売っているので、買っておいてもいいと思います。
ビデオ通話するうえで、スマホを使うならスマホスタンドか、その代わりになるものがあると便利です。
わざわざ新しく買わなくても、別に立てかけられれば何でもいいです。
ですが、オンライン教材をスクロールしたり、チャット画面を開いたり、レッスン中に画面を触ることは頻繁にあります。
不安定な状態で置いていて、触るたびに倒れたりするのはストレスなので、ご注意ください。
シンプルなスタンドであれば、100均でも売っているので、買っておいてもいいと思います。
(パソコンの場合)ウェブカメラ
パソコンを使用する場合は、お持ちのパソコンにカメラ機能が付いているかチェックしておきましょう。
今どきほとんどのパソコンに付いていると思いますが、万が一付いていない場合は、外付けのカメラが必要です。
筆記道具
スマホの他に、筆記道具を用意しておきましょう。
スマホで通話する場合、講師と教材画面を共有したり、チャット機能を使うので、メモ機能も同時に使うのが難しいです。
レッスンで学んだことをメモに残せるよう、ノートとペンを準備しておきます。
タブレット端末などでも問題ありませんが、
個人的には、手書きでメモを取る方が、よく英単語を覚えられるのでオススメです!
Wi-Fi環境
スマホのビデオ通話は、かなり通信容量を食います。
速度制限にかかってしまわないよう、できればWi-Fi環境があると良いでしょう。
和英辞書
分からない英単語の意味をとっさに調べられるように、和英辞書を用意しておきましょう。
スピーキングにおいて、伝えたいことの英語表現がまったく思いつかないときに焦ってしまいます。
英語でどう言うか分からないとき、日本語から英語にすぐ変換できるよう、辞書があると便利です。
紙の辞書は、準備するのも調べるのも大変なので、
Weblio辞書や英和辞典|英ナビ!(和英検索も可能)などのオンライン辞書がオススメ!
ただし、繰り返しですが、ビデオ通話をしながら、裏で別のアプリを開くのは大変なのでご注意ください。
事前にやり方を試しておくか、
もしくはタブレットや昔使っていたスマホなど、デバイスが2台あると便利ですね。
英語台本
上でも紹介した通り、「英語台本」の準備は何よりも大切です。
英会話レッスンは、事前の準備で出来栄えが大きく変わります。
レッスンそのものよりも、その前の準備の方が重要と言ってもいいくらいです。
自分が話したい話題や、英会話レッスン内でよく使う表現について、英語でどう言うのかを事前に考えて、英作文しておきましょう!
準備③|レッスン教材を事前に選んでおく
レッスン前にしておくべき準備の3つ目は、レッスン教材を事前に選んでおくことです。
「オンライン英会話のレッスンって何を話すの?」という点が、気になる方もいらっしゃるでしょう。
オンライン英会話では、事前に教材を自分で選んでおくことが一般的。
自動で教材が決まることは少なく、
用意されているレッスン教材の中から、自分の英語レベルにあったものを選択します。
フリートークも可能ですが、どのように会話が進んでいくか予想することが難しく、事前に英語表現を考えられません。
その場その場で表現を考えて、アドリブで話すのは難易度が高いです。
初心者の方にオススメなのは、やはり教材を活用することです。
オンラインレッスンは、1回あたりおよそ25分が一般的。
教材をゆっくり選ぶ時間は取れないので、事前にどの教材を使用するか選んでおきましょう。
ここまでが、英会話レッスン前にやるべき準備 3選の解説でした。
まとめると、以下の通りです。
※項目をクリックで該当パートに戻る
英会話にまだ慣れなくて、うまく話せるか不安という方は、ぜひ参考にしてみてください。
では、次のパートでは、重要項目である「英語台本の作成」の詳細を解説します。
英作文による台本の作り方
ここでは、英語台本の作り方を具体的に解説します。
英語で台本を作るというのは、言い換えれば英作文のトレーニングをするということ。
レッスンの準備として重要なのに加え、スピーキングの基礎となる力が身につく学習方法でもあります。
ぜひ一度試してみてください。
台本の作り方 – 翻訳アプリを駆使してチャレンジ!
台本の書き方としてベストなのは、自分の力で作ってみること。
ですが、最初は難しいと思いますので、まずは辞書や文法の参考書などを見ながら作ってみましょう。
なんなら翻訳アプリを使っても大丈夫です。
最近のGoogle翻訳は優秀で、
適当に日本語で書き込んで翻訳すれば、自然な英語表現が一瞬でできます。
イチから自分で作りこむのは難しいので、こういったツールも活用しながら作ってみましょう。
なお、自作の英文が正しいかチェックするなら、
文法の添削ができるGrammarlyというサイトがオススメです!
以前Twitterでも紹介していますが、作成した英文を打ち込むだけで、より自然な表現に直してもらえます!
最初は文章の正しさにこだわらなくて大丈夫です。
辞書なども使いながら、まずはメモ程度に書き出してみてください。
あとは講師に表現を訂正してもらいながら、少しずつ自然な表現を覚えていけばOK。
あまり最初からハードルを上げすぎず、「なんとなく伝われば合格」と思ってやってみましょう!
台本ができたら一度、声に出して読んでおきましょう。
発音やイントネーションが分からない英単語があるかもしれません。
また、声に出すことで、不自然な表現や間違いに気づきやすくなります。
このようにして、翻訳サイトや文法チェックツールを使いながら、英語台本を作成してみましょう。
台本準備のための例文集
参考に、準備しておくべきフレーズの例文をまとめました。
(考えてみたけど全然思い浮かばない…)という人は、ぜひ参考にしてみてください!
台本準備のための例文集
- あいさつ
- Hello. Nice to meet you. (こんにちは、はじめまして)
- Can you hear me? (聞こえますか?)
- 名前と出身
- My name is OOO.
I am OOO. (私の名前はOOOです。) - I am from Japan. I live in Kanagawa. It is next to Tokyo. (私は日本出身です。神奈川県に住んでいます。東京の隣にあります。)
- My name is OOO.
- 職業や専攻
- I am working at a Japanese OOO company. (私は日本のOOOの会社で働いています。)
- I am responsible for the sales. I am working as a salesperson. (営業をしています。)
- My major is Economics. (経済学部です。)
My major is Sociology. (社会学部です。)
- 趣味
- My hobby is soccer. (私の趣味はサッカーです。)
- I play soccer with my coworkers every Saturday. (毎週土曜日に同僚とサッカーをします。)
- I play soccer with my friends once in two weeks. (2週間に1度、友人とサッカーをします。)
- 英語を勉強する理由
- I study English because I want to work in the global marketing division in my company. (海外マーケティング部で働きたいので英語を勉強しています。)
- 終わりのあいさつ
- Thank you so much for the lesson today. (今日の授業、ありがとうございました。)
- The lesson was very fun for me. (とても楽しかったです。)
- 聞こえなかった、もしくは分からなかったとき
- I could not hear what you said. Can you say it again? (聞こえませんでした。もう一度言っていただけますか?)
- I could not understand what you said. Can you please repeat the last part? (何と言ったか理解できませんでした。最後の部分をもう一度言っていただけますか?)
- 単語のスペルが分からないとき
- Can you tell me how to spell OOO?”(〇〇〇はどのようなスペルですか?)
教材のQ&Aパートもチェックしておこう
オンライン英会話の教材では、下の参考画像のように「Q&Aのパート」が用意されていることが一般的です。
(参考)DMM英会話の教材の”Discussion”パート
(画像出典:DMM英会話の教材ページ)
用意された項目について講師から質問され、自分のことにあてはめて回答する必要があります。
そのため、どんな質問があるか事前に確認し、どのように回答するかを考えておくようにしましょう!
以上が、英語台本の作成のコツでした。
参考になれば嬉しく思います。
英会話レッスンが不安な場合の3つの心構え
(レッスンに向けていろいろ準備したけど、やっぱりうまく話せるか不安…)という方もいると思います。
そこで、ここからは、レッスンが不安な方にオススメの「3つの心構え」について紹介します。
ポイントは、以下の3つです。
レッスンが不安な場合の3つの心構え
- 「英単語・文法を完璧にしてから…」と考えない
- レッスン前に要望コメントを入れよう
- 明るい性格の講師を選ぶと気がラク
英単語・文法は完璧を目指さない
(いったん英単語と文法を勉強してから、英会話レッスンを受けよう…)と考えるのはオススメしません。
英単語を覚えたり、英文法を勉強するのはとても時間がかかります。
経験上も、どれだけ勉強しても完璧を目指すのは難しいと感じており、いつまでたっても英会話レッスンに踏み出せなくなります。
単語や文法の知識は中学・高校の知識で十分です。
足りない部分は当然出てきますが、英会話レッスンを受けるなかで、少しずつ学び足していけば十分です。
日本人で英語を話せる人が少ない原因は、アウトプット不足。
単語や文法の知識に関して完璧を追い求めず、早い段階で英会話レッスンを始めましょう!
レッスン前に要望コメントを入れよう
初レッスンはとても不安ですが、講師は英語指導のプロです。
うまく話せなくとも、丁寧に指導してもらえるので、安心してチャレンジしてみましょう。
それでも不安であれば、レッスンの進め方について、事前に要望コメントを入れられるようになっています。
「初めてだから、ゆっくりレッスンを進めてほしい」というように、コメントを入れておけば、講師側もそのつもりでレッスンを進めてくれます!
明るい性格の講師を選ぶと気がラク
それでも、講師がどんな人か分からないまま、レッスンを始めるのは不安ですよね。
オンライン英会話スクールでは基本的に、講師のプロフィールが検索ページ上に公開されています。
どんな講師か、事前にプロフィールをチェックしておくと安心です。
自己紹介のショート動画が公開されていることも多いので、その動画を見ておくのもオススメ。
明るい感じの講師を選ぶと、レッスン前の緊張が少しだけ和らぎますよ。
「そうは言っても、どうしてもレッスン前は緊張してしまう…」という方は、以下の記事もぜひあわせてご覧ください。
»オンライン英会話に緊張しないコツ 5選|おすすめスクール ワールドトークも紹介
オンライン英会話レッスンに緊張しないためのコツを紹介しています。
とはいえ、緊張や不安を感じるのは、今の自分にはできないことにチャレンジできている証です!
新しいことに挑戦しようとしている自分に誇りに思って、思い切ってチャレンジしてみましょう。
まとめ – 初レッスンで撃沈しないためには準備が大切
今回は、オンライン英会話の初レッスン前に準備しておくべき3つのことを紹介しました。
英会話レッスンは、最初はとても緊張します。
ですがその分、「キャリア選択の幅が圧倒的に広がる」など、得られるものも大きいです。
初レッスンで撃沈してしまわないよう、きちんと準備はしたうえで、ぜひ英会話レッスンに挑戦してみてください!
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